ノーベル文学賞作家のカズオ・イシグロ氏の6年ぶりの新作、長編小説「クララとお日さ
ま」という小説が久々に凄いと思いました。
この千変万化された現代社会で愛とは、家族とは、知性とは、といった事を問いかけています。
時代背景は定かではありませんが、私にはそこに殺伐とした風景が目に浮かんできます。
人間が傲慢に生きた結果、人間には悲しい性しか残らないというのでしょうか?
人工知能を搭載したAIロボット少女 クララの方が人間よりももしかしたら 本来の人間の心を
持っているのかもしれないといった 問いかけをしています。
インテリア的には、何か退廃的なムードが漂っています。
このコロナ禍だからこそ 生きる意味について考える時なのかもしれませんね!(^^)!