アールヌーボーとアールデコ
インテリアの歴史を知ると もっとINTERIORが楽しくなります。
特にヨーロッパでは今なお大切に生活の中にも取り込まれている様式!
知ることで深く携われますよ(^^♪
よく「アールヌーボーとアールデコって どう違うの?」といた質問を
耳にします。
全く異なる様式でむしろデザイン的には、真逆と言っても良いくらい!
このようにアールヌーボーは アールなライン(曲線)を多様したデコラティブ
なデザインです。
art(芸術)+ nouveau(新しい)から生まれ 19世紀末から20世紀初頭に
栄えました。
建築では、ベルギーの ヴィクトルール オルタのタッセル邸が代表作です。
美術工芸品では、フランスのエミール ガレが数々の斬新なランプや
ガラス製品を製作し、テキスタイル業界も素晴らしい作品を
生みました。
インテリアも豪華絢爛としたものです。
アール(芸術)+デコ(装飾)
パリの万国博覧会をピークに栄えた幾何学的な柄が特徴で
1925年様式ともいわれます。
ニューヨークのマンハッタンでも取り入れられ クライスラービル
エンバイヤーステートビルディング等が代表で 装飾的でありながら
無機的な要素を含んでいます。
日本では 旧帝国ホテル フランクロイド ライト設計の中央玄関に
特徴がみられます。
その他、家具、照明器具にも特徴が感じられます。